『SpeedUpEraser』:チーム名[GreenFrash] – Unityインターハイ2015 受賞作品

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GreenFrash(浦 千尋さん、木村 宗磨さん)インタビュー

──準優勝おめでとうございました!まずは受賞した感想をお聞かせください。

木村:(表彰式が進んでいくときに)もう駄目かなと思っていたのに、自分達の受賞が発表されて大声出しちゃって、とても感動しています。ちょっと半泣きになっちゃいました。

浦:僕も一緒で、予想していたよりみんなのレベルが高かったので、受賞できて良かったです。

──開発を担当したのは、主にどんなところでしたか。

木村:僕はほぼ全然やっていない感じです。ゲーム性とか世界観とかをアドバイスとか。

左:浦 千尋君 右:木村 宗磨君

──えっ?(笑)じゃあプロデュースとか、スティーブ・ジョブズを参考にしたというプレゼンの担当?

木村:はい、そんな感じです。

浦:僕は普通にゲーム開発をやったというか……グラフィックも担当しました。

──ゲームを開発していて大変だったことは何でしょうか?

浦:自分はプログラムを書くのが得意ではないんですけど、ゲームを作るのにコードを書く作業は絶対いるじゃないですか。そういうコードを書かなきゃいけないところが苦労しました。

木村:僕はUnityはちょっとかじっている……と言えるか言えないかぐらい初心者なので、僕には全然分からないところを浦君に助けてもらって。これで最高の友達になりました!

──2人でチームを組んだのは今回が初めて?

木村:初めて!

浦:初めてです。

──今までにゲームを作っていた経験はありますか?

木村:僕は前、Unityさんが出しているUnity初心者向けみたいなDVDソフト付きの本を買って、それで1個だけゲームを作っただけで、それ以外は経験ないです。

浦:僕もUnityインターハイ知ってから、夏休み1週間ぐらい前から始めました。わからないところはインターネットでめちゃ調べてやりました。

──開発をしていて楽しかったことは何でしょうか?

浦:プログラムを書くのが不得意なんですけど、自分の書いたコードがちゃんと動いたとき。自分の思いどおりに動いたときが一番うれしいです。

木村:もともと消しゴムというのは僕が言ったんですけど、僕全然分からないのに、言ったとおりに(イメージ通りのものが)100パーセント出てきて、脳内で考えていたものが画面に出てきたから、びっくりして。それが楽しかったです。うれしくて!

──次に作ってみたい、チャレンジしてみたいゲームのジャンルなどはあるでしょうか?

浦:人を動かすようなものをやってみたいです。FPSとか、オープンワールドみたいな、そういうゲームを作りたいです。

木村:他の(出場者の)皆のゲームを見させていただいて思ったのは……AIのプログラミングを学んで、勝手に動いて戦ったりするものとか。あとオンライン対戦とかネットワーク機能を学びたいです。対戦モードやランキングを作って、世界の人たちにやってもらえるようなゲームを作ってみたいです。

──では最後に『SpeedUpEraser』をプレイしてくれた人、これからプレイする人に、一言メッセージをお願いします。

木村:僕たちのゲームを遊んでいただいて、あんまり良くない面もあると思うので、いろいろアドバイスをいただきたいです。意見を聞いて、もっと完璧なゲームを作ってみたいです。

浦:授業中に遊べないのを我慢して、家に帰ってからこのゲームで遊んでほしいです。

木村:消しゴムを車にしちゃうという題材だからね、先生に怒られちゃいますから。学校の授業や勉強のストレスを、このゲームの消しゴムカーにぶつけて、チェックポイントを何回も通過してやるみたいな気持ちで遊んでほしいです!

──ありがとうございました。これからも頑張ってください!

『SpeedUpEraser』タイトル概要

消しゴムカーで学校の教室の床を走り回るドライブゲーム。障害物を避けながら次々と表示されるチェックポイントを通過しよう。シンプルながらちょうどいいゲームバランス、綺麗なグラフィック表現が特徴。うまく操作してノーミスクリアをめざせ!

『SpeedUpEraser』

チーム:GreenFrash(浦 千尋さん、木村 宗磨さん)

2015年度 Unityインターハイ 準優勝作品

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