『マインスイーパーオンライン』:チーム名[もちもち] – Unityユースクリエイターカップ2021 受賞作品

目次

もちもち(小野 雄備さん)インタビュー

──まずはゴールドアワードの受賞おめでとうございます!受賞した感想は?

小野:ゴールドアワードをいただけるとは思っていなかったので、本当に嬉しいです。

──今回のUnityユースクリエイターカップに応募したきっかけを教えてください。

小野:今までは一つのゲームを長期間開発することを継続出来ていませんでした。そこで、Unityユースクリエイターカップをきっかけに、一つのゲームを完成させてみようと思い、応募しました。

──ゲーム開発をやってみようと思ったきっかけを教えてください。

小野:親の影響でゲームができるような環境を与えられなかったのですが、幼少期からゲームにたいへん興味はありました。そこで自分の頭の中で想像しているゲームを実際に作ってみたいと思いゲーム開発をはじめました。

──今回のプロジェクトで、特にこだわった部分を聞かせてください。

小野:スマートフォンとPCどちらでも公平な操作ができるようこだわりました。私自身スマートフォンでゲームをすることが多いのでマインスイーパーはスマートフォンに適していないと感じていました。そこで、私のようなゲーム環境の整っていない人でも、スマートフォン、PCで快適にプレイできるようキャラクターを操作する形にするなど、操作感にこだわりました。

──作品制作にあたり、影響を受けたゲームはありますか

小野:もちろんですが、マインスイーパーを元にして「マインスイーパーオンライン」を制作しました。友達とマインスイーパーでRTAをしていたとき、どうにかしてオンラインゲームに落とし込めないか考えたところ、本作のような形になりました。

──今回のプロジェクトで、一番大変だったことは?

小野:もともとただのマインスイーパーだけで作っていたプロジェクトをオンラインゲームに作り変えていたというのもあり、オンライン特有の処理などが想像以上に多く大変でした。また、予選を通過できるとは思っておりませんでしたので、本選出場が決定したときには更に驚いてしまいました。そこからゲーム性などを大きく変更したため、締切に追われてしまい大変でした。もっとしっかりとスケジュール管理を行っていればより良い作品が仕上がっていたのではないかと後悔しています。

──ゲームを開発する上で、楽しいと感じるのはどんな時ですか?

小野:自分の頭で想像しているものを実際にゲームで表現できたときが一番楽しいです。また、自分の作ったゲームを実際に遊び、楽しんでいる様子を見ると、とても幸せです。

──「あなたらしさ」というのは作品のどこに表れましたか?

小野:既にあるマインスイーパーをうまくオンラインに落とし込めたことです。マインスイーパーを陣取りゲームにしたことは、これまでになかったゲームになったと思います。また多くのゲームを知らない私でも既存のゲームで大きな可能性をみせることができたと思います。

──本大会を通じて他の参加者との交流は生まれましたか?

小野:たくさんの交流が生まれました。特に本選終了後に開催されたアフターパーティでは、他の参加者と自由に話すことができとても貴重な体験になりました。これからも是非とも交流を続けたいと思います。このような機会をくださいまして、ありがとうございます。

──今後の進路や将来に向けた予定や展望、夢はありますか?

小野:将来はゲーム開発に関われるような職業に就きたいと思います。大会参加前は、将来に自信が持てませんでした。ですが大会に参加したことで多くの刺激を受け、ゲーム開発の職に就きたいと強く思うようになりました。

──今後どんな作品を作っていきたいですか?

小野:今後は自分で作っていて楽しいと思えるようなゲームを作ることを第一に、多くの人に遊んでもらえるような、人を笑顔にするようなゲームを作っていきたいと思います。

──最後に大会を通じて他に感じたことなどありましたか?

小野:今回、本当にレベルの高い大会であることを実感いたしました。これからは、もっと努力を重ね素敵な作品を作り続けられるよう頑張りたいと思います。この度お支えくださいました、審査員の皆様、運営事務局の皆様に心より感謝申し上げます。

──ありがとうございました!

『マインスイーパーオンライン』タイトル概要

1人用のパズルゲーム『マインスイーパー』にオンライン対戦の要素を取り入れた全く新しいリアルタイム陣取りゲーム。操作にミスが出にくいように、キャラクターを動かすことで陣取りをするシステムに変えるなどの工夫がされている。

『マインスイーパーオンライン』

チーム:もちもち(小野 雄備)

2021年度 Unity ユースクリエイターカップ ゴールドアワード作品

目次