『かえるはかえる』：チーム名［cigarette］ – Unityインターハイ2019 受賞作品

cigarette（島田 東子さん）インタビュー

──受賞おめでとうございます。いまのお気持ちは？

島田：とても嬉しいです。応募した時は本当に受賞できると思っていなかったのでまだ少し現実味がないくらいです。

──今回のUnityインターハイに応募したきっかけを教えてください。

島田：通っているプログラミングスクールの案内でUnityインターハイの存在を知りました。そこで指導いただいている方などに勧められ、応募してみることにしました。

──ゲーム開発をやってみようと思ったきっかけを教えてください。

島田：元からゲームをプレイすることや創作活動などが好きだったことからゲーム開発をしてみようと思いました。

──今回のプロジェクトで、特にこだわった部分を聞かせてください。

島田：特に意識してこだわった点はゲーム性を持たせることです。どうしても開発をしていると、あんな技術が試したいとか、この機能は実装が難しそうだから省こう、などと私の都合でゲームの内容を取捨選択してしまうことが多かったので、今回は色々な取捨選択をした上でゲーム性が失われないようにすることを心がけました。

──作品制作にあたり、影響を受けた作品はありますか？

島田：「スーパーマリオ オデッセイ」のようなゲームシステムを参考にしています。デザインの面はいいなと思ったものを逐一参考にしてブラッシュアップしているため、様々な作品に影響を受けていると思います。

──今回のプロジェクトで、一番大変だったことは？

島田：プログラムの実装の面で言うならばクエストシステムを作ったりそれをゲームの進行と紐付けて行く事が大変でした。他にも2言語に対応しているために全てのセリフを英訳しなくてはならなかったのが作業時間で言うと一二を争うくらい長く、辛かったです。

──ゲームを開発する上で、楽しいと感じるのはどんな時ですか？

島田：プログラムを書いて、自分の作ったキャラクターたちが思い通りに動いた時はとても嬉しくなります。上手くいかなかった時でも、面白い不具合が発生した時は楽しいし、不具合の原因がわかった時などは爽快感があります。

──「あなたらしさ」というのは作品のどこに表れましたか？

島田：何も参考にせずに、自分の頭の中で作った割合が大きいので、キャラクターのセリフなどに自分らしさが現れていると思います。セリフはかわいさと面白さが合わさったような文面を心がけました。

──本大会を通じて他の参加者との交流は生まれましたか？

島田：たくさんの方とお話することが出来ました。大会が終わったあともTwitterやdiscordなどでやり取りができました。

──今後どんな作品を作っていきたいですか？

島田：当面の目標はこのゲームを完成させることです。それが出来たら2Dのドット絵を使うゲームが作れたらいいなと思っています。

──ありがとうございました！

『かえるはかえる』タイトル概要

魔法で人間の姿に変えられたかえるが元の姿に戻るために冒険をする3DアクションRPG。5秒間だけ元の姿に戻ることができ、かえるの姿でできることと、人の姿でできることを使い分けてステージのギミックを解いていく。メインクエストの他、サブクエストも合わせて攻略するのが醍醐味だ。