電子計算機部長(渡邉 大誠さん)インタビュー
──準優勝ということで、今の率直な感想をお聞かせください。
渡邉:思った以上の成績だったので驚きました。Unityでのゲーム制作は結構やっていたんですが、Unityインターハイは初参加だったので、準優勝を取れて良かったです。 他の参加者の作品のプレゼンや審査員の方々との質疑応答などに刺激を受けたので、今後のゲーム制作に活かしていきたいです。
──今回のプロジェクトで、特にこだわった所を教えてください。
渡邉:これまでのゲーム制作ノウハウを生かして、初心者でも上級者でも楽しめるゲームになるように心がけました。主人公のアクションにもこだわって、納得できる操作感を目指して調整しました。
──スピード感のある独特な3Dアクションゲームですが、影響を受けた作品はありますか?
渡邉:『スーパーマリオギャラクシー』とか、『スーパーマリオ3Dランド』の3Dマリオシリーズですね。あとは最近のマリオカートシリーズにも影響を受けています。複雑なゲームより、シンプルな感じが好きなのですが、制作した作品のゲームシステムとキャラクターデザインにもそれが表れていると思います。
──苦労した点はありますか?
渡邉:夏休み前ぐらいに制作を開始したのですが、期日まで時間がなかったのでスプリクトが雑になってしまって、デバッグ作業が大変でした。そもそも、スプリクトを作るのもあまり好きではなくって。
──ゲーム作りで楽しいのはどんなところですか?
渡邉:こんなゲームがあったら面白そうだというアイデアを核にして作るので、思った通りの面白いゲームが出来上がると嬉しいですし、そのゲームを自分で遊ぶのも楽しいです。アイデアを練ることそのものも楽しいですね。
──ゲーム開発をやってみようと思ったきっかけを教えてください。
渡邉:ゲームを自分で作りたくなったから作った、という感じです。今回もキャラクターと地形のモデルは全て自作していますし、BGMは8種類ぐらい入れていて、これも自作です。
──なるほど、自分で作るということを大切になさっているんですね。今後どんな作品を作っていきたいですか?
渡邉:今既に作り始めているのがあるのですが、デジゲー博に展示するために『バトロノーム』という2人対戦型の音楽ゲームを制作しています。使うボタンは2つで、テニスの要領でボールを弾き返し合うゲームです。Youtubeにゲームプレイ動画をアップロードしているので、よろしくお願いします。
──ありがとうございました!
『急がば旋転れ』タイトル概要
ヒモ付き帽子のキャラクター「ヒワサ」のヒモアクションで敵を倒し、進んでいくアクションゲーム。二段ジャンプや高速移動、爆弾投げなど軽快で多彩なアクションが魅力だ。
チーム:電子計算機部長(渡邉 大誠)
2017年度 Unityインターハイ 準優勝作品