ゲームだけでなく、自動車や福祉分野といったあらゆる産業分野のクリエイターにいち早く空間体験構築のリソースを提供
カリフォルニア州サンフランシスコ、2024 年 1 月 31 日 – リアルタイム3Dプラットフォームで世界をリードするユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:大前 広樹、以下、当社)は、本日、当社によるvisionOSサポートを開始することを発表しました。これにより、Apple Vision Proでユニークな空間体験を作りたい開発者に対して、当社の柔軟なオーサリングワークフロー、堅牢な XR ツール、そしてクロスプラットフォーム互換性が提供されます。visionOSサポートには、テンプレートやサンプルのほか、当社のPolySpatialテクノロジーを活用して、没入的でデジタルコンテンツと現実世界をシームレスに繋ぐゲームやアプリを作り出すためのリソースが含まれています。visionOSの公式サポートについて詳しく知りたい方は、Unity Blog( https://blog.unity.com/ja/engine-platform/spatial-apps-for-apple-vision-pro )をご覧ください。
昨年、Apple の協力のもと立ち上げられた当社のvisionOSベータ版プログラムでは、様々な産業のクリエイターに、いち早くApple Vision Pro向けの画期的な空間コンピューティング体験を提供することができました。LEGO® thinkersによって設立された、デジタルかつ創造的な遊びを作り出すインディーゲームメーカーLight Brick Studiosは、絶賛を博したゲーム『LEGO® Builder’s Journey』を、デバイスの発売日となる2024年2月2日に、Apple Vision Proにて提供を開始します。
『LEGO® Builder’s Journey』のテクニカルリードを務めるMikkel Fredborg氏は、次のように語っています。「Apple Vision Pro向けの『LEGO® Builder’s Journey』を制作するにあたり、全く新しい形のインタラクションとレンダリングのパラダイムに触れる非常に素晴らしい体験でした。Unityは、従来のワークフローを全く新しいシステムに取り込む際にも非常に協力的で、このサポートのおかげで、我々は、Apple Vision Proを独自性のあるプラットフォームにする多くの機能を利用することができました。ぜひ皆さんにもお試しいただき、このプラットフォームがすべてを変えていく可能性があることを理解していただければと思います。」
『Demeo』、『Racket Club』、『Blaston』などのタイトルを手掛ける、プレイヤーに世界レベルの空間体験のバリエーションを提供する有力スタジオResolution Gamesは、現在、当社のvisionOS Shared Spaceのサポートを使って、未公開プロジェクトの開発を進めており、今年、Apple Vision Pro向けにリリースされる最初のタイトルとなる見込みです。
Resolution Games CEOのTommy Palm氏は、次のように述べています。「私たちは、プレイヤーが使いたいと思う最新デバイスに向けたゲームのリリースを目指しています。Appleがこの市場に参入してくることは重要な意味を持つと私たちは確信しています。Unityがマルチプラットフォームに対応していること、空間コンピューティング開発に必要なツールを揃えていることにより、私たちのUnityを使用してきた経験を活用する事ができ、そしてApple Vision Proでの開発をスタートすることに繋がっています。このデバイスのユニークな機能を最大限に活用できる新しいゲームを、近いうちに発表できることを楽しみにしています。」
その他、当社によるvisionOSの公式サポートによって開発が進められているものには以下があります。プレミアムモビリティの分野において、世界のパイオニア自動車メーカーの1つであるAUDI AGは、同社が開発したVirtual Exhibit XRを使って、同社車両の革新的な没入型デジタルディスプレイをApple Vision Pro上で提供しています。アウディの顧客は、さまざまな没入レベルで、外装の内側にシームレスに統合されているAudiの技術を見ることができます。また、Time Magazine誌の2022年の「Best Innovations」の1つに選出されたVR瞑想アプリTRIPPや、大好評のゲームシリーズ『WHAT THE…?』を開発するコメディスタジオTribandの同社のゲーム『WHAT THE GOLF?』においても、当社のvisionOSサポートとUnity PolySpatialを使って、のApple Vision Pro向けの制作を行っています。
当社の製品および技術の最高責任者を務めるMarc Whittenは次のように述べています。「空間コンピューティングの新しい時代において、イノベーションや創造に取り組む開発者をサポートできることを大変嬉しく思います。これが、私たちUnityがvisionOSサポートを提供する最初のサードパーティプラットフォームとなった理由です。Apple Vision Proが利用可能になった初日より、クリエイターの皆様のお役にたてるようようエンジンとXRツールに投資を行って参りました」
Unity Pro、Enterprise、Industryをご契約されているお客様には、Unity 2022 LTSよりvisionOSサポートが提供されます。UnityによるvisionOSの公式サポートについてさらに知りたい方は、Unity Blog( https://blog.unity.com/ja/engine-platform/spatial-apps-for-apple-vision-pro ) をご覧ください。
Unityについて
Unityは、インタラクティブなリアルタイム3D(RT3D)コンテンツやエクスペリエンスを制作し、成長させるための世界有数のプラットフォームです。Unityの包括的なソフトウェア・AIソリューションのセットは、スマートフォン、タブレット、PC、コンソール、VRおよびARデバイス向けの没入型リアルタイム2D・3Dコンテンツおよびエクスペリエンスの構築、実行、成長のための仕事を行うあらゆる規模のコンテンツ制作者に、開発ライフサイクル全体にわたるサポートを提供します。詳細については、Unity.com/jaをご覧ください。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、連邦証券法で定義される「将来の見通しに関する記述」、特に Unity の計画、戦略、目的に関するものが含まれています。「信じる」、「可能性がある」、「するだろう」、「見積もる」、「継続する」、「意図する」、「期待する」、「計画する」、「予測する」、およびそれらに類似する表現は、将来の見通しに関する記述を特定することを意図しています。この将来の見通しに関する記述は、リスク、不確実性、および想定により影響を受けます。リスクが現実になった場合、または想定事項が誤っていたことが判明した場合、実際の結果は、将来の見通しに関する記述に暗示される結果とは大きく異なる可能性があります。Unity の業績に影響を及ぼす可能性のあるこれらのリスク、およびその他のリスクに関する詳細情報は、Unity が米国証券取引委員会(SEC)に提出した報告書に記載されており、その内容は Unity の投資家情報ウェブサイトで閲覧できます。本リリースに記載されている内容は、本リリースの日付時点のものであり、Unity は、法律で義務付けられている場合を除き、本リリースの日付以降、将来予想に関する記述を更新する義務を負うものではなく、現時点で更新する予定もありません。