ぼめさんとゆかいな仲間たち(ぼっち)(川村 地平さん、島津 夏さん)インタビュー
──優勝おめでとうございました!賞をとった感想はいかがでしょう?
川村:信じられないほど、うれしいです!
島津:そうですね、僕たち前日まで、というか今日の夜までか、朝まで?作っていたので。BGMも昨日作ったのが一つと、今日完成したのが一つと。
川村:寛容に見ていただいたおかげで形にできました。
サウンド担当の島津夏君(左)と開発リーダーの川村地平君(右)
──ゲームを開発していて大変だったことは何でしょうか?
川村:いろいろありまして……Unityの機能でSceneというのがあるんですけど、開発の最初の頃はそれを一切知らずにタイトル画面、ゲーム画面、ゲームオーバー画面とかをシーンファイル1個だけで作っていて……。アニメーションの機能もあんまり知らなくて、そこらへんもスクリプトでごり押ししていたら結局スクリプトが合計31個になっちゃって、どんどんプロジェクトが肥大化してしまいました。それから画面の解像度の問題なんですが、最新のUnityだとuGUIっていう機能があるんですけど、それを使わずに普通のGUIの機能で(ユーザーインターフェースを)作ったので、プレゼンでデモを見せたら表示がおかしくなりちょっと残念なことになってしまいました。
──開発をしていて楽しかったことは?
川村:作って楽しかったことですか?なんだろ、なんだろ、なんだろ……うーん、Unity Proの機能を使うのが楽しかったです!
──次に作ってみたい、チャレンジしてみたいゲームのジャンルなどはあるでしょうか?
島津:え、ぼく?
川村:グルーヴコースター!(笑) (※注:タイトーの音楽ゲーム)
島津:そうですね、一度ぐらいは音ゲーとかも作ってみたいですね。
川村:僕的には、没入型。やっぱりOculus Riftとか新型の(ヘッドマウントディスプレイ)とか……。学校のコンピュータ部にキネクトがあるので、それらを使った開発をやってみたいと思っています。
島津:(来年のUnityインターハイに)持ってこれたらすごいなー。
川村:(来年は)受験があるから……でも二連覇して、伝説残して去る、みたいな。できたらすごいですね(笑)。
──ありがとうございました。これからも頑張ってください。
『BirdAttack』タイトル概要
プレイヤーキャラ「白の鳥」がレーザーで黒いキューブを撃墜し、ボス「黒の鳥」の撃破を目指す3Dシューティングゲーム。敵が落とすクリスタルを取るとポイントが溜まり、それを消費して時間経過スローなど3種類のパワーアップが使える。メッセージを喋る案内キャラ「ナヴィ」や毎プレイ変化する敵の出現パターン、HPの減少に応じて攻撃パターンが変化するボスなども特徴。BGMはオリジナルの全4曲を使用。
チーム:ぼめさんとゆかいな仲間たち(ぼっち)(川村 地平さん、島津 夏さんさん)
2014年度 Unityインターハイ 優勝作品